DXハイスクール活用事例:愛知県立豊橋工科高等学校にてmonoDuki合同会社が機材選定・授業設計・デジタル人材育成講義を伴走支援

monoDuki LLC.のプレスリリース

monoDuki合同会社(本社:[鹿児島県鹿児島市]、代表:村上将太郎)は、DXハイスクール認定校である愛知県立豊橋工科高等学校に対し、機材選定から授業・講義企画、講義実施までを一体で支援する伴走型支援を実施しました。 DXハイスクールでは機材整備が進む一方で、授業実装や継続活用の設計が課題となるケースもある中、monoDuki合同会社は、学校ごとの現場状況に合わせた設計により、実践的な学びにつながる運用を支援しています。

1)今回の支援概要

  • 支援先: 愛知県立豊橋工科高等学校

  • URL: https://toyohashi-te.aichi-c.ed.jp/cms/

  • 所在地: 愛知県豊橋市草間町

  • 実施期間: 2026年3月12日、13日、16日

  • 対象: ロボット工学科 2年生 40名

  • 主な支援内容: Meta Quest等の機材選定・環境構築/「現場観察プロジェクト」授業企画/講義実施/PR記事作成

  • 今回の取り組みの目的: 3年生で取り組む「課題研究」の準備として、VR技術を用いた現場観察を通じて課題発見能力を養うこと

2) DXハイスクールでよくある現場課題と本事例の位置づけ

DXハイスクールをはじめ、学校現場でデジタル機材の整備が進む一方で、実際の授業・探究活動への落とし込みや、継続活用を前提とした運用設計には学校ごとの差が生じやすい状況があります。

本取り組みは、愛知県立豊橋工科高等学校の教育方針・授業状況・体制に合わせて、機材選定から授業実装までを一体で設計した実践事例として、今後の教育DX推進における一つの参考モデルとなることを目指しています。

3) 導入の背景・経緯

愛知県立豊橋工科高等学校では、

  • システムエンジニアなど将来の進路に向けた実践的な学習環境を整備したい

  • 予算や授業数の関係で限られる工場見学などの現場観察を、VRで代替・補完したい

  • ヒヤリハット活動などの安全教育において、平面の写真ではなく立体映像を用いて質の高い意見交換を行いたい

といった課題・構想をお持ちでした。 

そこでmonoDuki合同会社は、教育活動への実装を前提とした伴走型支援をご提案し、本取り組みがスタートしました。

4) monoDuki合同会社による【愛知県立豊橋工科高等学校】への支援内容

機材選定支援

目的・授業計画・運用体制に合わせた選定を行いました。 

具体的には、Meta Quest 3(22台)と管理システムの導入を行い、授業用と探究用のモードを柔軟に切り分けられる環境を構築しました。

授業・講義企画支援

対象・時間数・到達イメージに合わせた設計いたしました。 

3コマ連続の「探究のタネを探せ! Quest × 現場観察プロジェクト」として、VRChatでの仮想現場観察とOpenBrushによるXR空間描画体験を設計しました。

生徒が装着しているVRゴーグルの画面を教員側が管理する画面の様子、生徒が何をしているのかを把握できる

講義・ワークショップ実施

教職員向け研修を実施後、生徒たちは3人1組(操作者・記録係・分析係)でVR空間の現場を観察。

役割分担による多角的な視点の重要性を実践的に学びました。

monoDuki合同会社代表の村上が生徒がワークショップの説明をしている様子
360度カメラで撮影された工場施設内の動画を操作者がYouTubeで視聴しながら改善点を記録係と分析係に伝えている様子
操作係から出た改善点の意見を記録係がメモをする
視聴した工場施設の様子をもとに、生徒ら考案した改善策を模造紙にまとめ発表した

5)伴走型支援の流れ

monoDuki合同会社が提供する支援は大きく5段階で構成されています。

① ヒアリング・目的整理

学校の教育方針・探究テーマの整理・生徒層・進路傾向の分析・「何のためにXR・AIを活用するのか」の明確化

② プログラム設計・機材選定

活用を前提としたXR・AI環境設計・授業・探究・課外活動へ接続可能な設計・目的から逆算した機材選定 

※機材ありきではなく、「どのような学びを実現したいか」から設計を行います。

③ 研修・プログラム実施

教職員向け研修・生徒向け実践型講義・制作・検証・改善を繰り返す探究型プログラム 専門性の高いXR・AI分野は外部専門家とAIが技術面をサポートします。教職員は生徒の学びを支える役割に集中できる体制を整えています。

④ 成果発表・事例発信

校内発表会・オープンスクールでの成果展示・対外広報素材の制作などの成果を社会へ発信することで、教育価値の可視化とブランド強化につなげます。

⑤ 振り返り・今後の活用提案

6)導入校の先生・生徒の声

【先生のコメント】

澤田先生

「普段のヒヤリハット活動(危険予知活動)では、平面の写真やイラストを使うため、どうしても生徒から似たような意見ばかりが出てしまう傾向がありました。しかし今回、VRを活用して立体の映像を見ることで、現場の奥行きやリアルなスケール感が伝わり、生徒から出てくる意見の質が格段に上がっていると感じました。」

鵜飼先生

「ロボット工学科の生徒はシステムエンジニア関連の仕事を目指す子も多く、実際の工場見学の機会も設けています。ただ、予算や授業数の関係で何度も行くことは難しいため、今回のようなVRでの工場見学は非常に有意義でした。生徒たちが将来働く場所の様子をよりリアルに体感でき、今後の進路について深く考える大きな助けになると思っています。」

【生徒のコメント】

A君(ロボット工学科 2年生)

「今回の3人1組のワークを通じて、役割を分担することの重要性を再認識しました。一人で全てを行うと視点が限定されてしまうため、多角的な視点が必要なんだと実感しました。将来は航空系の製造や設計の仕事に就きたいと考えていますが、今回体験したように、VRを使って現実と同じように仕組みを理解し、考えるプロセスは、将来の仕事においても非常に有効だと感じました。」

I君(ロボット工学科 2年生)

「VR未経験でオープンブラシを使ってみて、平面の紙とは違う『奥行き』の表現に戸惑う部分もあり、技術の便利さと同時にその難しさも実感しました。僕は将来、工業高校の教員になりたいと考えているのですが、本日の研修を通して、自分だけの視点ではなく『自分を含めた大勢の人の視点』を取り入れることがいかに大切かを学びました。これはどんな職業でも重要なことだと思います。」

7)今後の展望

愛知県立豊橋工科高等学校では、今回の経験を活かし、3年生での「課題研究」においてVR技術を取り入れたより高度な課題解決アプローチを継続して探究していく予定です。

monoDuki合同会社は今後も、現場の実情に即した実践的なデジタル人材育成をサポートしてまいります。

このような学校・先生に適した支援です

  • DXハイスクールやネクストハイスクール構想で機材導入を進めたいが、選定に迷っている

  • 導入予定/導入済み機材を授業・探究活動にどう活かすか悩んでいる

  • 外部講師を活用したいが、単発体験で終わらせたくない

  • 教員の準備負担を抑えながら、実践的な学びを実施したい

  • 校内説明・稟議に向けて、実施イメージや進め方を整理したい

よくあるご相談)

Q. 機材が決まっていない段階でも相談できますか? 

A. 可能です。学校の教育方針や「どのような学びを実現したいか」という目的、授業計画、運用体制に合わせて、最適な機材選定から整理します。

Q. 講義だけ、機材選定だけの相談も可能ですか? 

A. 可能です。学校の状況や予算に応じて、必要な範囲から支援いたします。

Q. 工学系学科以外でも実施できますか? 

A. 可能です。今回のようなロボット工学科だけでなく、農業科や普通科の探究学習など、各校の特色に合わせて設計します。

DXハイスクール活用・授業実装に関するご相談について

monoDuki合同会社では、DXハイスクールやネクストハイスクール活用に関する機材選定、授業企画、外部講師としての講義実施、校内説明に向けた整理など、学校ごとの状況に応じた支援を行っています。 機材選定前の検討段階からのご相談や、講義のみ・企画のみのご相談にも対応可能です。まずは現状・目的・実施時期の整理からお気軽にご相談ください。 ご相談は、下記よりお問い合わせください。

https://forms.gle/fUYpDoWYWSNXrYrU9

取材・メディア掲載に関するお問い合わせ

本取り組みや、学校現場におけるDXハイスクールやネクストハイスクール活用・授業実装支援に関する取材、教育DXに関するコメント取材のご相談に対応しています。導入校への取材調整については、学校と協議のうえ可能な範囲で対応いたします。

monoDuki合同会社について 

monoDuki合同会社は、現場DXの推進を軸に「リアルとデジタルが融合する空間共有の技術」=XR技術を活用した体験・業務の革新と、XR技術を活用・推進する人材育成を目指して2023年2月に創業しました。2024年から、DXハイスクール採択校の教育支援など、デジタル人材育成の事業を本格始動しています。 

コーポレートサイト: https://www.monoduki.com

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