Intelligence Design株式会社のプレスリリース

Intelligence Design株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中澤拓二、以下「当社」)は、AI技術を駆使したセルフサービス式の人流・車両交通解析ソフト「Praxis」の提供を開始しました。本ソリューションは、最新のAIを活用し、映像データを即時に解析することで、従来の有人交通量調査に変革をもたらします。
◆ オフライン型AIアプリケーション「Praxis(プラクシス)」とは
「Praxis(プラクシス)」は、 セルフサービス式の人流・車両交通解析ソフトです。人や車両が写った動画に対しUI画面から設定を行うことで、人や車両の動きを自動的に解析可能です。また性別や年代、車種といった属性情報の推定や滞留・駐車時間といった高度な調査業務で求められる項目にも対応しています。従来型の手動調査では難しかった、長時間の解析や、結果出力までのリードタイムの短縮化を行い、データの効率的な活用をサポートします。

◆ 背景と課題
従来の交通量調査は、人手による設置・撮影・データ集計に依存しており、多くの課題を抱えていました。例えば、調査実施には複数人のスタッフを現地に配置し、一定時間にわたって撮影を行う必要がありました。調査後は、撮影データを確認し、目視によるカウントや属性の判別、集計といった工程を経て初めて結果を得ることができます。そのため、調査結果が出るまでに数日から数週間を要することも珍しくありませんでした。
また、天候や時間帯による影響を受けやすく、得られるデータが限定的であること、人的ミスや判断のばらつきが避けられない点も問題視されてきました。特に近年では、商業施設や自治体において迅速な意思決定が求められる場面が増え、リアルタイム性と正確性を両立する解析手法のニーズが高まっています。
このような背景の中、「Praxis(プラクシス)」は、誰でも簡単にPC上でAIを用いた映像解析を行えるセルフサービス型のソリューションとして開発しました。
◆ 「Praxis」がもたらす変革
「Praxis」は、従来のように専門の解析業者に依頼する必要がなく、現場の担当者自身がPC上で解析業務を完結できるオフライン型AIアプリケーションです。動画ファイルを読み込み、画面上で計測ラインやエリアを指定するだけで、人や車両の動きを自動で検出・集計し、通行量・属性・滞留時間などの多角的なデータを即座に出力することができます。
これにより、
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撮影から報告書作成までのリードタイムを大幅に短縮
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調査人件費の削減と属人性の排除
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サンプル調査からの脱却と全数データの収集
といった恩恵が得られます。
たとえば、イベント実施前後の通行量変化を迅速に把握して報告したり、特定の時間帯や曜日における来訪者属性の傾向を可視化したりといった活用が、担当者レベルで可能になります。

◆ 今後の展望
当社は、「Praxis」を通じて、スポットにおける交通調査のデジタル化を推進し、商業施設の運営や都市計画など幅広い分野での活用を目指します。
■ AI画像認識技術を持つIntelligence Designについて
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始いたしました。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるようにすることが、テクノロジーの発展にも寄与すると考え「IDEA(イデア)」シリーズを開発し、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
Intelligence Design 概要(URL:https://idea.i-d.ai)
会社名 :Intelligence Design 株式会社
代表者 :代表取締役 中澤 拓二
所在地 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28番5号 3階
事業内容:◆先端技術の社会実装事業
◆AIを用いたプロダクト開発・販売
◆AIビジネスの事業企画、サービス開発支援、コンサルティング業務
設立 :2018年5月
資本金 :2億3200万円(資本準備金を含む)
〈本件お問い合わせ先〉
Intelligence Design株式会社
担当 :Business Development Group
TEL :03-6869-4055
E-mail :contact@i-d.ai