株式会社NEXER・オーディオ・音楽機材とサステナブル消費・リユース意識に関する調査
株式会社NEXERのプレスリリース
株式会社NEXER・オーディオ・音楽機材とサステナブル消費・リユース意識に関する調査

■オーディオ・音楽機材を所有する人の「サステナブル消費」意識を調査
自宅で眠ったままのオーディオ機器や音楽機材、あなたの周りにもありませんか。
使わなくなった機材をどう扱うかは、持ち主にとって悩ましい問題です。
「捨てるのはもったいないけど、売るのも面倒」という声は少なくないのではないでしょうか。
ということで今回はオーディオ・DJ機器・PA機器・電子楽器の買取専門店『OTORAKU』と共同で、事前調査で「オーディオ機器・音楽機材の所有経験がある」と回答した全国の男女250名を対象に「オーディオ・音楽機材とサステナブル消費・リユース意識」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとOTORAKUによる調査」である旨の記載
・OTORAKU(https://otoraku.net/)へのリンク設置
「オーディオ・音楽機材とサステナブル消費・リユース意識に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年3月30日 ~ 4月6日
調査対象者:事前調査で「オーディオ機器・音楽機材の所有経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:250サンプル
質問内容:
質問1:オーディオ・音楽機材を購入する際、「長く使えるか・修理できるか」を意識したことはありますか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:使わなくなったオーディオ・音楽機材を「捨てる」のではなく「売る・リユースに回す」という行動について、どう思いますか?
質問4:実際に、使わなくなった機材を売ったり、リユースに回したことはありますか?
質問5:オーディオ・音楽機材を「修理・メンテナンスして長く使い続ける」という考え方に共感しますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:「壊れたオーディオ・音楽機材も部品のリサイクルや修理再販に回せる」という仕組みを知っていましたか?
質問8:その仕組みを知った場合、機材の手放し方の選択は変わると思いますか?
質問9:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■50.0%が、購入時に「長く使えるか・修理できるか」を「意識したことがある」と回答
まず、オーディオ・音楽機材を購入する際に「長く使えるか・修理できるか」を意識したことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」が50.0%、「ない」が50.0%でした。
高価な買い物だからこそ長く使いたいという意識を持つ人がいる一方で、音質やデザインなど別の要素を優先する人も同程度いることがわかります。
意識したことがあると回答した理由
・できるだけ出費を抑えたいから。(20代・男性)
・高額な商品なのですぐに壊れたり飽きたりするものではよくないので、長く使う前提で考えています。(40代・男性)
・壊れた時に馴染んでたものが使えなくなるのが嫌なので。(40代・男性)
・どうせなら一生ものにしたいと思うから。(40代・女性)
・高い物を買うし、気に入ったものを選ぶから、ずっと使えることを前提に考えるから。(50代・女性)
意識したことがないと回答した理由
・耐久性よりも理想の音が出るかどうかが最も重要だと思ったから。(40代・男性)
・デザインで決めたため。(40代・女性)
・あまり長く使わないで最新テクノロジーを使いたいから。(40代・女性)
・いつかは壊れるし、長く使っていると劣化するので、買い替えする方向で考えています。(50代・男性)
・予算や機能が大切で、先のことを考える頭が無かったから。(50代・女性)
意識した理由としては「高価だから」という経済的な視点や、「馴染んだものを使い続けたい」という愛着に関する声が多く挙がりました。
一方で意識しなかった理由を見ると、「音質やデザインが最優先」「最新テクノロジーを使いたい」など、耐久性よりも機能面や性能を重視する傾向がうかがえます。購入時に何を優先するかによって、意識が大きく分かれているようです。
■96.8%が、使わなくなった機材を「売る・リユースに回す」ことに肯定的
続いて、使わなくなったオーディオ・音楽機材を「捨てる」のではなく「売る・リユースに回す」という行動についてどう思うかを聞いてみました。

その結果「とても良いと思う」が54.0%、「やや良いと思う」が42.8%で、合わせて96.8%の方がリユースに対して肯定的な考えを持っていることがわかりました。「あまり良いと思わない」は2.4%、「まったく良いと思わない」は0.8%にとどまりました。
機材を廃棄するのではなく次の使い手につなぐという考え方は、ほぼすべての回答者に支持されているといえるでしょう。
■実際にリユース経験がある人は20.4%にとどまる
続いて実際に使わなくなった機材を売ったり、リユースに回したことがあるかを聞いてみました。

その結果「ある」が20.4%、「ない」が79.6%でした。
先ほどの質問で約97%がリユースに肯定的だったにもかかわらず、実行に移した方は約5分の1にとどまっています。意識と行動の間には大きなギャップが存在することが、この結果から浮かび上がりました。
「もったいない」「誰かに使ってほしい」と思いつつも、実際に売ったりリユースに出したりする手順がわからなかったり、面倒に感じたりする方が多いのかもしれません。
■93.2%が、「修理・メンテナンスして長く使い続ける」考え方に共感
続いて、オーディオ・音楽機材を「修理・メンテナンスして長く使い続ける」という考え方に共感するかを聞いてみました。

その結果「とても共感する」が40.0%、「やや共感する」が53.2%で、合わせて93.2%の方が共感を示しました。「あまり共感しない」は6.4%、「まったく共感しない」は0.4%でした。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
共感すると回答した理由
・経済的にも良いし、使い慣れている物を使い続ける事が出来るから。(40代・男性)
・物を大事に使い続けることが素敵だから。使えるものは使った方が自然にも優しいから。(40代・女性)
・古いものしか出せない音もある。(50代・男性)
・気に入って長く使いたいと思って選んで買うから、大事に使い続けたいから。(50代・女性)
・最近、夫が昔の日本製のレコードプレーヤーを修理して綺麗にしてまた使いだしたんです。音が凄くよくて、新しく買いなおさないで良かったと言っているので。(50代・女性)
共感しないと回答した理由
・今まで修理やメンテナンスをしたことがなく、買い換えた方がコスパ的にもいいと思うから。(10代・男性)
・壊れて修理するほうがお金がかかりそう。(40代・女性)
・修理に費用が掛かるため壊れたら処分して新しいものに買い替えたいという考えが多い。(40代・男性)
・やはり最新テクノロジーの方がクオリティの高い音楽のクオリティになるから。(40代・女性)
・修理してまで使わない。(40代・女性)
共感する理由としては、経済面のほか「古いものにしか出せない音がある」「気に入ったものを大事に使い続けたい」といった、オーディオ機材ならではの愛着や価値を大切にする声が多く見られました。
一方で共感しない理由を見ると、「修理代が高くつく」「買い換えた方がコスパがいい」など、修理にかかるコストや手間への懸念が中心です。修理という選択肢が身近でないことも、共感を妨げる要因になっているようです。
■71.2%が、壊れた機材の「リサイクル・修理再販の仕組み」を知らなかった
続いて、「壊れたオーディオ・音楽機材も部品のリサイクルや修理再販に回せる」という仕組みを知っていたかどうかを聞いてみました。

その結果「知っていた」が28.8%、「知らなかった」が71.2%でした。
約7割の方がこうした仕組みの存在を知らなかったことになります。
リユースや修理再販に肯定的な人が圧倒的多数であるにもかかわらず、その受け皿となるサービスの認知度は低い状態です。この「認知の壁」が、意識と行動のギャップを生んでいる大きな要因のひとつだと考えられます。
■74.4%が、仕組みを知ったことで「機材の手放し方が変わる」と回答
最後に、リサイクル・修理再販の仕組みを知った場合、機材の手放し方は変わると思うかを聞いてみました。

その結果「大きく変わると思う」が19.6%、「少し変わると思う」が54.8%で、合わせて74.4%の方が行動が変わると回答しました。「あまり変わらないと思う」は22.8%、「まったく変わらないと思う」は2.8%でした。
手放し方が変わると思う理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
機材の手放し方が変わると思う理由
・再利用できるならやってみたいとは思っていたから。(20代・男性)
・再利用することで新しく作り出す必要がなくなるのはこれからは良いことだと思うから。(40代・女性)
・そのような形でリサイクルしたいという人が増えるのは間違いないけど、費用や手間についてもっと知りたい。(40代・男性)
・きれいに使って、次の人に気持ちよく使ってほしいと思う。(50代・男性)
・修理専門のところがあれば、廃棄の前に修理を考えると思うから。(50代・女性)
機材の手放し方が変わらないと思う理由
・その業者に出すことが面倒だと思うから。(40代・男性)
・いつもと違う手続きをするのは面倒。(40代・女性)
・リサイクルが面倒に感じるため。(40代・男性)
・業者にコンタクトするのがめんどくさい。(50代・男性)
・手続きなど手間がかかりそうだから。(50代・女性)
変わると答えた方からは、「再利用できるなら試してみたい」「次の人に使ってほしい」といった前向きな声が多く寄せられました。一方で変わらないと答えた方の理由を見ると、「面倒」「手間がかかりそう」という声が目立ちます。
仕組みの存在を知っても行動に移せない背景には、手続きの煩わしさがハードルになっていることがうかがえます。リユースへの意識を行動につなげるには、手軽に利用できる仕組みづくりが重要だといえるでしょう。
■まとめ
今回の調査では、オーディオ・音楽機材の所有者の約97%が「リユースに回す」ことを肯定的に捉えている一方で、実際に行動に移した方は約20%にとどまるという、大きな意識と行動のギャップが明らかになりました。
さらに約7割が「壊れたオーディオ・音楽機材も部品のリサイクルや修理再販に回せる」という仕組みの存在を知らなかったことも、この差を生む一因といえます。
使わなくなった機材を、専門の買取サービスやリユースの仕組みを活用して次の使い手へつなぐことが、持続可能な消費の第一歩になるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとOTORAKUによる調査」である旨の記載
・OTORAKU(https://otoraku.net/)へのリンク設置
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