DXハイスクール活用事例:鹿児島情報高等学校にて、monoDuki合同会社がXR部活動立ち上げを伴走支援。

生徒主体の実践的なデジタル人材育成を実現!

monoDuki LLC.のプレスリリース

生徒主体の実践的なデジタル人材育成を実現!

左:鹿児島情報高等学校 校長 新納武彦様 右:マルチメディア科 副学科長 中村由香様 (※2026年2月取材時)

monoDuki合同会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表:村上将太郎)は、DXハイスクール(令和7年度 継続2年目)認定校である学校法人 原田学園 鹿児島情報高等学校において、XR(拡張現実)分野の部活動立ち上げを核とした実践的なデジタル人材育成を伴走支援しました。

本取り組みでは、マルチメディア科や情報システム科など学科の垣根を越えた生徒たちが集結。「XR部活動を立ち上げたい」という生徒の声を出発点に、未経験からわずか2ヶ月の制作期間で国内最大級のカンファレンス「XR Kaigi」への出展を果たし、次世代のクリエイターを育成する新たな教育モデルを構築しました。

1)今回の支援概要

  • 支援先: 学校法人 原田学園 鹿児島情報高等学校(URL:https://ka-joho.jp/

  • 所在地: 鹿児島県鹿児島市谷山中央二丁目

  • 実施期間: 2025年7月〜2026年3月

  • 主な支援内容: 研修会や体験会等の企画、制作伴走支援、XR Kaigi出展支援

2)DXハイスクールでよくある現場課題と本事例の位置づけ

DXハイスクールをはじめ、学校現場でデジタル機材の整備が進む一方で、高度な機材を「実際の授業・探究活動へどう落とし込むか」「教員の指導負担をどう軽減するか」が課題となるケースは少なくありません。

本事例では「部活動」という枠組みを活用し、monoDuki合同会社の専門的な伴走支援を掛け合わせることで、教員の負担を抑えつつ、生徒の自発的な制作活動を引き出すことに成功しました。

今後の教育DX推進における一つの参考モデルとなることを目指しています。

3)導入の背景・経緯

鹿児島情報高等学校では、

  • 生徒たちの「XR系の部活動を立ち上げたい」という声に応えること。

  • 教育機関では事例が少ないXR分野において、学校全体の教育改革を象徴する「先進的な事例」を共に創り上げること。

  • 生徒主体の実践的なデジタル人材育成を実現すること。

といった課題・構想をお持ちでした。

しかし、ゼロからの立ち上げには専門的なノウハウが必要でした。そこでmonoDuki合同会社は、教育活動への実装を前提とした伴走型支援をご提案し、本取り組みがスタートしました。

4)monoDuki合同会社による【鹿児島情報高校】への支援内容

研修体験会の企画・実施(2025年7月)

最新技術への取り組みとして、monoDuki合同会社のスタッフが、XRに関心を持つ生徒と共同で教職員向けの研修体験会を企画。

最新技術の導入にあたって「教員と生徒が共に学ぶ」という姿勢を育むことを目的とし、マルチメディア科などの関連学科だけでなく、普通科や商業科などの教員にも「活用できる」と感じてもらうことを目指し実施しました。

当日は、企画に携わった生徒たちもサポートスタッフとして体験会に参加しました。

研修体験会にて、生徒が教員に対してサポートしている様子

「部員募集体験会」の企画・実施(2025年10月)

生徒へのXR・AIの紹介と体験を実施。アンケートの結果、参加した生徒28名に対して11名の生徒が即入部を希望し、14名が検討中となるなど、3Dモデリングやプログラミングへの高い関心が寄せられました。

部員募集体験会にて、monoDuki合同会社のスタッフが企画説明を行っている様子

「XR Kaigi」への作品制作や出展等の支援(2025年11月〜12月)

立ち上げた部活動では、チームでの制作活動をスタートし、国内最大級のXRカンファレンス「XR Kaigi」への出展や、XR写真撮影会の開催など、社会との接点を持ちながら実践的な探究活動を行いました。

出展後は、担当教員の中村先生とmonoDuki合同会社代表・村上との質疑応答を通じて、生徒自身がその体験を単なる出来事で終わらせず、自らの学びや経験として捉え直せるよう、部活動内で振り返りを実施しました。

「XR Kaigi」にて自身らの活動内容を説明している生徒の様子
「XR Kaigi」後にフィードバックをもらう生徒の様子

定期的な活動支援と次年度に向けた計画支援(2026年1月〜3月)

部活動における生徒らへの制作に対する技術的支援やmonoDuki合同会社代表・村上によるAI活用に関する講演を実施しました。

部活動時間におけるスタッフからの技術支援の様子

5)伴走型支援の流れ

monoDuki合同会社が提供する支援は大きく5段階で構成されています。

① ヒアリング・目的整理

・学校の教育方針・探究テーマの整理
・生徒層・進路傾向の分析
・「何のためにXR・AIを活用するのか」の明確化

② プログラム設計・機材選定

・活用を前提としたXR・AI環境設計
・授業・探究・課外活動へ接続可能な設計
・目的から逆算した機材選定

※機材ありきではなく、「どのような学びを実現したいか」から設計を行います。

③ 研修・プログラム実施

・教職員向け研修
・生徒向け実践型講義
・制作・検証・改善を繰り返す探究型プログラム

専門性の高いXR・AI分野は外部専門家とAIが技術面をサポートします。
教職員は生徒の学びを支える役割に集中できる体制を整えています。

④ 成果発表・事例発信

・校内発表会
・オープンスクールでの成果展示
・対外広報素材の制作

学びの成果を社会へ発信することで、教育価値の可視化とブランド強化につなげます。

⑤ 振り返り・今後の活用提案

6)導入校の先生・生徒の声

■先生のコメント

校長先生

「XR Kaigi」に出展するというゴールまでの工程をしっかりこなすことの難しさを本人たちは感じたと思います。実際に企業のブースを見て刺激をもらい、自分たちのブースでも来場者に説明を行った3日間で、生徒たちは劇的に成長しました。

これからの世代には課題解決能力が求められます。AIやXRなど最適な技術を選択して活用できる環境を学校として整備し、生徒たちが新しいビジネスや仕組みを生み出してくれることに最も期待しています。そのためにも、学校の教師だけでは伝えきれない『生きた現場の知恵』に触れる機会を設けることが重要だと認識しています。


中村先生

最初は『コンテンツに触れる』段階でしたが、きっかけをいただいたことで『自分たちで制作する』方向へ大きく舵を切ることができました。

当初は『2ヶ月という期間で何ができるか』という不安もありましたが、マルチメディア科や情報システム科の生徒たちが、学科の垣根を越えて楽しみながら活動し、一つの形として発表するところまでたどり着くことができました。 これは通常の授業よりも遥かに実践的な内容であり、生徒たち自身から『もっとこうしたかった』と前向きな反省の言葉が自発的に出てきた点からも、このプロジェクトの大きな教育効果を感じています。

取材を受ける新納校長(左)と中村先生(右)

■生徒のコメント

XR部 部長 / 山中遥花 さん

活動を通して、まだXR業界について知らない人が本当に多いことに気がつきました。その気づきから、これからの活動にやりがいを感じています。今後は、自分自身をはじめ、部員たちに楽しんでもらうことを一番大事にしながら、イベント等へも積極的に参加していきたいです。

XR部 副部長 / 石原悠成さん

僕らもはじめはXRについて知らないことが多く、これまでの活動を通して『新しいことを勉強できている』という実感が得られたことが一番良かったと感じています。XR会議などを通じて、今まで触れてこなかったソフトウェアを使った制作に取り組み、様々な方からフィードバックをいただく中で、自分にも少しずつできることが増えたという点で成長を実感しています。

XR部の部長/山中遥花さん(左)と副部長/石原悠成さん(右)

7)今後の展望

鹿児島情報高等学校では、来年度も参加を希望する生徒の受け入れや、多くの先生方にXR技術を体感してもらう機会を創出していくことを予定しています。monoDuki合同会社は引き続き同校と連携し、技術を「やってみよう」という動機付けから実践まで、XR教育の広がりを伴走支援してまいりたいと考えております。

このような学校・先生に適した支援です

  • DXハイスクールで機材導入を進めたいが、選定に迷っている

  • 導入予定/導入済み機材を授業・探究活動にどう活かすか悩んでいる

  • 外部講師を活用したいが、単発体験で終わらせたくない

  • 教員の準備負担を抑えながら、実践的な学びを実施したい

  • 校内説明・稟議に向けて、実施イメージや進め方を整理したい

よくあるご相談(DXハイスクール活用・授業実施)

Q. 機材がまだ決まっていない段階でも相談できますか?
A. 可能です。学校の目的や授業計画、運用体制を確認したうえで、選定の方向性から整理いたします。

Q. 情報系学科以外でも実施できますか?
A. 可能です。探究活動、情報科、総合的な学習の時間など、学校の授業枠に合わせて設計いたします。

Q. 講義だけ、機材選定だけの相談も可能ですか?
A. 可能です。学校の状況に応じて、必要な範囲から支援いたします。

Q. 校内説明・稟議に向けた整理も相談できますか?
A. 実施イメージや進め方、必要な論点整理など、校内調整に向けた相談にも対応しています。

DXハイスクール活用・授業実装に関するご相談について

monoDuki合同会社では、DXハイスクール活用に関する機材選定、授業企画、外部講師としての講義実施、校内説明に向けた整理など、学校ごとの状況に応じた支援を行っています。
機材選定前の検討段階からのご相談や、講義のみ・企画のみのご相談にも対応可能です。まずは現状・目的・実施時期の整理からお気軽にご相談ください。

ご相談は、下記よりお問い合わせください。

https://forms.gle/fUYpDoWYWSNXrYrU9

取材・メディア掲載に関するお問い合わせ

本取り組みや、学校現場におけるDXハイスクール活用・授業実装支援に関する取材、教育DXに関するコメント取材のご相談に対応しています。導入校への取材調整については、学校と協議のうえ可能な範囲で対応いたします。

monoDuki合同会社について

monoDuki合同会社は、現場DXの推進を軸に「リアルとデジタルが融合する空間共有の技術」=XR技術を活用した体験・業務の革新と、XR技術を活用・推進する人材育成を目指して2023年2月に創業しました。2024年から、DXハイスクール採択校の教育支援など、デジタル人材育成の事業を本格始動。

monoDuki合同会社が提供するプログラムは、単発の体験やイベントではなく、学校の教育活動として継続・定着することを重視しています。

① 活用を前提としたXR・AI環境設計

機材ありきではなく、「どのような学びを実現したいか」から逆算して環境を設計。

② 教職員の負担を増やさない伴走体制

外部専門家とAIが技術面をサポートし、教育現場の負担を最小化。

③ 生徒主体の実践・探究型プログラム

制作・検証・発表を繰り返す、実践型学習設計。

④ 成果の可視化と対外発信

教育成果を社会へ発信し、学校ブランド向上を支援。

コーポレートサイト:https://www.monoduki.com

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