Razer、GDC 2026にてAIが切り拓くゲーム体験の未来を発表【Razerグローバル本社発表プレスリリース日本語抄訳】

Razer Japan株式会社のプレスリリース

Razer、ワークフロー自動化、品質保証の高度化、没入型ゲーム体験の進化を支援するゲーム開発者向けAI技術群を発表

  • Razer AVA – プレイヤーの意図を理解して行動する、エージェント型AIコンパニオンへと進化

  • Razer QA Companion-AI –ゼロインテグレーションのワークフロー、ビジョンベーステスト、AIゲームプレイエージェントにより、バグ検出とレポート作成を自動化・高速化

  • Razer Adaptive Immersive Experience – クリエイターの演出意図を損なうことなく、状況に応じて知的に拡張する新しいマルチセンソリー・ランタイム

2026年3月9日米国カリフォルニア州サンフランシスコ&アーバイン発:ゲーマー向けライフスタイルブランドとして世界をリードするRazer(TM)(本社:米国カリフォルニア州およびシンガポール)は、GDC Festival of Gamingの「News and Demo Stage」にて「Future of Play」ショーケースを公開。ソフトウェア、ハードウェア、そしてマルチセンソリーな没入体験にわたる、AIを活用した統合型ゲーム開発インフラを紹介しました。

 2028年までに2,065億ドル 規模へ成長し、世界で約40億人のプレイヤーが見込まれるグローバルゲーム市場において、スタジオは開発スピードを高めながらリリース品質を維持するため、AIの活用を進めています。こうした背景のもと、RazerはGDC 2026のショーケースで、開発者が主導権を保ちながら開発パイプライン全体の摩擦を減らす3つの新ソリューションを発表しました。

  • Razer AVA
    ユーザーの意図を理解し、アプリ、サービス、デバイスを横断して目標達成型のマルチステップ・ワークフローへと変換する、新たなエージェント型AI機能を導入。

  • Razer QA Companion-AI
    ゼロインテグレーションとビジョンベースQAを実現し、バグの自動検出、再現手順の生成、AIによるテストケース作成を通じて品質保証を自動化。

  • Razer Adaptive Immersive Experience
    デザイナーが設計した演出効果と、リアルタイムで適応するハプティクス、ライティング、オーディオを統合する、インテリジェントなマルチセンソリー・ランタイムを提供。

「AIは人間の創造性を置き換えるものではなく、それを拡張するものであるべきだと私たちは考えています。この考え方が、ハードウェア、ソフトウェア、サービスにわたって私たちが開発するすべての取り組みの指針となっています」と、Razer ソフトウェア部門 バイスプレジデントのQuyen Quachは述べています。

「私たちは、開発者が主導権を持ったまま、アイデアをより迅速に実装へとつなげられる実用的なAIツールを開発しています。ゲームを印象的な体験にする“クラフト”を損なうことなく、開発を支援することが重要です。エージェント型コンパニオン、シームレスなQA、そして適応型マルチセンソリー没入体験まで、私たちの目標はシンプルです。スタジオがより速く開発し、テストカバレッジを拡大し、より豊かで魅力的なゲーム体験を届けられるよう支援することです。」

これらの取り組みは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを横断した没入型ゲーム体験のための包括的なゲームインフラを構築するというRazerの広範なコミットメントを示しています。

Razer AVA:AIゲームコパイロットからエージェント型デスクコンパニオンへ

Razer AVAは、2025年に「Project AVA」として初めて公開され、2026年のCESでは5.5インチのアニメーション3Dホログラム型デスクコンパニオンとして再発表されました。そして今回、ユーザーの目標を理解し、タスクを計画し、アプリやサービス、デバイスを横断して実行できるより高度なエージェント型AIアシスタントへと進化しました。

GDC 2026では、ユーザーの意図を構造化されたマルチステップのワークフローへと変換する拡張されたエージェント型システムを初披露。これにより、単なるチャット応答から実際のタスク完了までを実現する体験へと進化しました。

この進化により、AVAはリアクティブなコンパニオンから、プロフェッショナルからゲーマーまで幅広いユーザーの日常を支える実用的なAIアシスタントへと位置づけられます。

主な機能

Powered by the new Razer Inference Control Plane
新しい「Razer Inference Control Plane」により、リクエストをローカルモデルとクラウドモデルの間で最適にルーティング。低遅延、スムーズなマルチステップ処理、そして複雑なタスクにも効率的に対応します。

Third Party Apps and Services Integration
対応するサービスやチャットプラットフォーム、アプリ(Spotifyなど)と連携し、ユーザーに代わって操作を実行。リアルタイムのコンパニオンリアクションを提供します。

Agentic Workflows(エージェント型ワークフロー)

ユーザーの意図をもとに複数ステップのタスクを自律的に計画・実行し、接続されたツール間でタスクを完了まで導きます。

Companion-to-Companion Coordination(コンパニオン間連携)
エージェント同士のコミュニケーションを可能にし、AVAコンパニオンがユーザー間でタスクを連携。会議時間の提案、カレンダー予約、スケジュール確認など、エンドツーエンドの調整を行います。

設定作業やスケジュール調整などの日常的な雑務を引き受けることで、AVAは日々のタスクをより簡単にし、ユーザーをサポートするアシスタントとして機能します。これにより、ユーザーはより重要なことに集中する時間を確保できます。

Razer AVAのベータ版は現在、Razer Cortex上で登録受付中です。2026年第2四半期より、選ばれたユーザーへの早期アクセス招待が順次開始される予定です。詳細および登録は リンク をご覧ください。

Razer QA Companion-AI:現代の開発パイプラインに対応するゼロインテグレーション品質保証

Razer QA Companion-AIは、2025年のGDCで初めて発表され、今回のアップデートにより、現代の開発パイプラインにおけるワークフローの摩擦をさらに減らし、自動テストのカバレッジを拡張する大幅な機能強化が行われました。新たに追加されたゼロインテグレーションおよびビジョンベーステスト機能により、SDKやプラグイン、コード変更を必要とせず、既存のQAワークフローへそのまま導入できます。

これらの新機能により、自動化の拡張、レポートの完全性向上、テスターの手作業削減を実現し、QAワークフローを加速します。QA Companion-AIは従来より、ゲームプレイ映像を解析して視覚的なバグを検出し、動画を添付した完全なバグレポートを自動生成する機能を備えていましたが、今回のアップデートではすべてのレポートに再現手順の生成機能が追加されました。

さらに、テスターのプロンプトやゲームデザインドキュメント(GDD)からテストケースを自動生成する機能も搭載。現在は、選択されたテストケースを実行し、合否結果を返すAIゲームプレイエージェントの開発も進められています。これらの機能により、スタジオは精度や管理、クリエイティブな意図を損なうことなく、QAワークフローを大幅に高速化できます。

主な機能強化

ゼロインテグレーション導入
SDK、プラグイン、コード変更を必要とせず、そのまま利用可能。

AIテストケース生成
テスターのプロンプトや任意のGDD入力から、機能テスト、ネガティブテスト、境界値テストを数分で生成し、さまざまなタイトルに対応。

ビジョンベースのバグ検出
ゲームプレイ映像を解析し、物理挙動や衝突判定、レンダリング、アニメーションなどの視覚的な問題を検出。再現手順と動画付きの完全なバグレポートを生成。

AIゲームプレイエージェント
ゲームプレイを理解する自律型エージェントが選択されたテストケースを実行し、ゲームデザインの変更にも適応しながらスクリプト不要で合否結果を返します。

簡単なオンボーディング
ブリッジアプリを一度インストールするだけで利用可能。サードパーティーソフトウェアへの依存はありません。

反復的なテスト実行やレポート作成を自動化することで、QA Companion-AIはテストカバレッジを拡大し、QAサイクルを加速。テスターがより価値の高いプレイヤー視点の品質検証に集中できる環境を提供します。

詳細は リンク をご覧ください。

Razer Adaptive Immersive Experience:マルチセンソリー・ゲーム体験の新たなスタンダード

Razer Adaptive Immersive Experienceは、プラグアンドプレイで利用できるエフェクトライブラリと、ランタイムで生成される環境ハプティクスおよびライティングを組み合わせた新しいマルチセンソリー・ランタイムです。統合作業やチューニングにかかる時間を最短3日程度まで短縮し、開発者が追加の制作負担をかけることなく、高品質なマルチセンソリー体験をより迅速かつ安定して提供できるようにします。

Razerの開発者向けエコシステムWYVRNの一部として提供されるAdaptive Immersive Experienceは、デザイナーが制作した演出効果と連携して機能する適応型の没入レイヤーを導入します。ランタイムはゲーム内の音声や映像シグナルをリアルタイムで解析し、状況に応じた環境演出を自動生成。手作業で設計された演出と組み合わせることで、ゲームプレイの進行に合わせてバランスが取れ、反応性が高く、一貫性のある没入体験を実現します。

本機能は、**Razer Sensa™ HD Haptics、Razer Chroma™ RGB、THX Spatial Audio+**で構成されるRazerのマルチセンソリー技術スタックを基盤としており、スタジオのクリエイティブな意図を損なうことなくゲーム体験を強化します。

さらにAdaptive Immersive Experienceでは、 Dynamic Haptics も導入されています。これは、開発者が設計したSensa HD Hapticsのエフェクトと、ゲーム内音声をリアルタイムで触覚フィードバックへ変換するAudio-to-Haptics(A2H)エンジンを統合するものです。これにより、設計されたゲームプレイ演出と環境演出の両方において、より豊かで一貫性のあるハプティクス体験を提供します。

主な機能

リアルタイム生成エフェクト
ランタイムが環境ハプティクスやライティングを自動生成。手動スクリプト作成や細かなチューニングを減らしながら、開発者が制作した演出を中心に据えた体験を実現。

プラグアンドプレイのエフェクトライブラリ
すでに複数のタイトルで検証されたハプティクスおよびChromaエフェクトを収録したライブラリを提供。UnityおよびUnreal Engineに完全対応。

Wwiseとのネイティブ統合

Sensa HD HapticsおよびTHX Spatial Audio+をWwiseの既存オーディオワークフローに直接統合でき、スムーズな導入が可能。

リアルタイムでライティング、ハプティクス、オーディオを最適化することで、Adaptive Immersive Experienceは、あらゆるゲームタイトルにおいて一貫したマルチセンソリー没入体験をより迅速かつスケーラブルに実現します。また、将来的により豊かで表現力の高いゲーム体験を実現する基盤を提供します。

Razer Adaptive Immersive Experienceは2026年第X四半期より段階的に提供開始予定です。

詳細は リンク をご覧ください。

Razerとともに体験する「Future of Play」:GDC 2026でAIが人間の創造性を拡張

GDCは、新しいインタラクションの形が生まれる場です。RazerのGDCショーケースでは、AVA、QA Companion-AI、Adaptive Immersive Experienceのライブデモ、技術解説、ハンズオンセッションを実施。エージェント型コンパニオンから、統合不要のQA、そして適応型マルチセンソリー没入体験まで、最新の技術を一堂に体験できます。

詳細は リンク をご覧ください。

メディア関係者および開発者で、ブリーフィングやクローズドデモをご希望の方は、Razerのプレスチームまでお問い合わせください。セッションのスケジュールを調整いたします。


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■Razerについて

Razer™は、ゲーマーのためにゲーマーによって設立された、世界的な大手ライフスタイルブランド企業で、「For Gamers. By Gamers™」(ゲーマーの為にゲーマーが作る)をスローガンに掲げています。Razerのトリプルヘッド・スネーク (THS)の商標は、世界中のゲーミングコミュニティやeスポーツコミュニティで最も認知されているロゴの一つです。あらゆる大陸にファンを持つRazerは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスで構成された、ゲーマーを対象とする世界最大のエコシステムを設計・構築してきました。Razerは、高性能ゲーミング周辺機器やBladeゲーミングノートPCといった、受賞歴のあるハードウェアを提供しています。Razer Chroma RGBやRazer Synapseなどで構成されるRazerのソフトウェアスイートは、カスタマイズ機能や照明効果機能、最適化機能を備え、2億5,000万人以上のユーザーに利用されています。またRazerは、ゲーマー、若者、ミレニアル世代、Z世代向けに、Razer Goldを使用した決済サービスを提供しています。これは、68,000を超えるゲームタイトルで利用できる、世界最大のゲーム決済サービスのひとつです。さらに、この決済サービスに連動した報酬プログラムであるRazer Silverを提供しています。

Razerは、持続可能な未来の実現に取り組んでおり、#GoGreenWithRazer活動(さまざまな取り組みを通じて環境への影響を最小限に抑えるための、10年間のロードマップ)を通じて社会的責任を果たすべく努力しています。

2005年に設立されたRazerは、カリフォルニア州アーバインとシンガポールの2か所に本拠地を構え、ハンブルクと上海に地域統括本部を置き、世界各地の19か所に事業所を展開しています。これまで数々のブランドアクティベーションを行ってきたRazerは、2025年に20周年を迎えました。詳細については https://rzr.to/20anni をご覧ください。

■Razer公式リンク

Razer日本公式サイト:https://www.razer.com/jp-jp/ 

Razer JP X (旧:Twitter) アカウント:https://www.x.com/razerjp 

* ©2026 Razer Inc. All rights reserved.

* 仕様、および、デザインは予告なしに変更される場合があります。

* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

Razer — For Gamers. By Gamers.™
 razer.com/newsroom 

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