海上レース『SURUGABAY MT‘FUJI FINAL CHALLENGE 2025』が安全対策を継続強化 決勝戦でも選手の位置情報のリアルタイム追跡とトラブル発生時の対応に「ココヘリマリン」採用

AUTHENTIC JAPAN株式会社のプレスリリース

山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下、当社)は、2025年12月27日(土)に静岡県・駿河湾で開催される海上レースイベント『SURUGABAY MT‘FUJI FINAL CHALLENGE 2025』にて、安全対策として水難対策サービス「ココヘリマリン」を提供します。決勝戦(ファイナルレース)の全参加者が、ココヘリマリンの発信機を装着したライフジャケットを着用することで、位置情報によるリアルタイムの追跡と、トラブル発生時の迅速な捜索対応が可能な体制を実現します。

予選大会に続き、決勝戦でも“リアルタイム追跡”を継続

「Suruga Bay Mt.Fuji Challenge」は、駿河湾と富士山を望むロケーションで開催される海上レースであり、風や潮流の影響でうねりが生じやすい海域を含むことから、安全管理が重要なテーマとして位置づけられてきました。 

 

本年6月に開催された本大会のアウトリガーカヌーOC1(一人乗り)ロングコースは予選会として実施され、上位10名が2025年12月27日(土)に開催される本戦(決勝戦)に進出しました。 当社は予選大会での提供に続き、決勝戦においてもココヘリマリンを提供し、選手が競技に集中できる環境づくりを支援します。

取組内容:決勝戦の安全管理体制(ココヘリマリン提供範囲)

決勝戦当日は、以下の運用により、従来の目視・定点での安全管理を補完し、緊急時の初動を早めることを目指します。

  •  決勝戦の全参加者が、発信機を装着したライフジャケットを着用

  •  GPS等を活用し、主催者側が選手の位置情報をリアルタイムで把握 

  • 万が一のトラブル発生時には、位置特定をもとに捜索・救助対応を迅速化 

※ココヘリマリンは、GPSと専用電波を併用して位置情報の共有・特定を支援する仕組みです。

「ココヘリマリン」について

17万人が利用する山岳遭難捜索サービス「ココヘリ」を提供する当社が、2024年4月に開始したサービスです。

発信機からGPS位置情報と専用電波が発信され、GPS位置情報はスマホへ共有されます。万が一の際には、GPSに加えて専用電波による直接通信を併用することで、早期に発見します。

「ココヘリマリン」専用受信機
「ココヘリマリン」専用発信機 幅・高さ約5センチ、厚さ約1センチの携帯型の小型端末

ココヘリマリンは、アウトリガーカヌーやサーフスキーなどの海洋レースにおける安全対策として、他大会への応用も期待されています。AUTHENTIC JAPANは、こうした活動への協賛や技術協力を通じて、安全対策の普及と社会実装を進めてまいります。

大会概要

  • 大会名:『SURUGABAY MT‘FUJI FINAL CHALLENGE 2025』

  • 開催日:2025年12月27日(土)集合9時30分/レーススタート11時

  • 場所:静岡県内 焼津市浜当目~静岡市清水区三保(駿河湾内)

  • 主催:駿河湾アウトリガーカヌークラブ

  • 後援:一般社団法人 日本アウトリガーカヌー協会(JOCA)

  • 協力:ワイレアカヌークラブジャパン、有限会社NAC、清水漁協共同組合、AIG損保保険株式会社

  • 協賛:AUTHENTIC JAPAN株式会社、SORA HONEY

  • 周知先:清水海上保安部、清水湾管理局、静岡県土木維持管理課、清水漁業組合用宗支所、焼津漁業協同組合、国土交通省中部整備局清水公湾事務所、株式会社清水マリーナー、富士山羽衣マリーナー株式会社、株式会社三保マリーナー、株式会社gosea‘s

  • 競技種目:アウトリガーカヌーOC1 2025年6月28日開催の予選上位10名によるファイナルレー(※予選上位10名が12月本戦へ進出) 

  • 参加者:10名

「ココヘリマリン」ウェブサイト: https://www.cocoheli.com/marine

「ココヘリ」とは

国内で唯一へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。

「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0mの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。

ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。

会社概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社

代表取締役社長:久我 一総

本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F

URL:https://www.authjapan.com/

事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開

 

代表取締役 久我 一総の略歴

1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。

Follow
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。