2年連続の受賞！東芝ルームエアコンが「2025年度省エネ大賞」を受賞

～2027年度省エネ基準を達成した高い省エネ性能と、軽量・コンパクト設計を両立～

東芝ライフスタイル株式会社のプレスリリース

～2027年度省エネ基準を達成した高い省エネ性能と、軽量・コンパクト設計を両立～

東芝ライフスタイル株式会社は、ルームエアコン Eシリーズ(RAS-E221C5S、RAS-E251C5S、RAS-E281C5S)が「2025年度省エネ大賞」(主催:一般財団法人省エネルギーセンター、後援:経済産業省)の製品・ビジネスモデル部門において＜省エネルギーセンター会長賞＞を受賞しましたのでお知らせします。ルームエアコンは2024年度に続く2年連続の快挙となりました。

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて省エネルギー施策のさらなる強化が求められる中、当社は家庭用ルームエアコンにおける全需要の約70%[※1]を占めるスタンダードモデルにおいても高い省エネ性能を備えた製品の開発を推進しています。

今年度受賞のEシリーズはスタンダードモデルながら、これまでの技術資産の応用と新規に開発した技術の融合によって高い省エネ性能を実現。さらに軽量・コンパクト設計、メンテナンス・据付性の向上、部品点数削減や自動化による製造効率の改善といったさまざまな課題も高い次元で解決。目標年度2027年度の省エネ基準を達成しながらユーザーの利便性も向上し、新たな基準となる次世代スタンダードモデルとしての完成度が評価されました。

※1 当社推定。フィルター自動お掃除機能を持たないスタンダードモデルの市場構成比。

※ Eシリーズスペシャルサイト：https://www.toshiba-lifestyle.com/sites/default/files/2025-12/省エネ大賞受賞.pdf

【受賞商品の取り組み】

1．目標年度2027年度省エネ基準を達成した高い省エネ性能と、軽量・コンパクト設計を両立

室内機・室外機の全面的な再設計により、熱交換効率を引き上げることで省エネ性能を向上しました。さらに、スタンダードモデルに求められる「軽量・コンパクト」を実現するため、過去の解析資産を活用し、熱交換器の形状を最もコンパクト化できるアスペクト比を算出。配管の配列や曲げ形状、制御基板ボックスの形状も最適化することで室内機のデッドスペースを限界まで削減しました。また室外機は圧縮機および配管の配置を見直すことで、筐体の大型化を抑えながら大口径ファンと高効率熱交換器の搭載を可能としました。

これらの技術によって目標年度2027年度の省エネ基準達成に加え、同じく省エネ基準を達成した従来製品と比較して総体積-11%、総重量-13kgのコンパクト化を実現[※2]しました。

※2 当社現行の目標年度2027年度省エネ基準達成モデル RAS-U221DZ との比較 (APF：RAS-E221C5S 6.6 / RAS-U221DZ 6.6)

2．ワンタッチで脱着可能なエアフィルターやルーバー構造により、コンパクト設計ながらメンテナンス性を向上

清掃作業の手間を軽減するため、室内機のエアフィルターをワンタッチで脱着できる新構造を開発。前面パネルの開閉や作業台などでの高所作業を不要[※3]とし、フィルター清掃にかかる作業時間を約1/10に短縮しました[※4]。汚れやすいルーバーについてもワンタッチで脱着できる新構造を開発し、お手入れの利便性が大きく向上しました。

※3 エアコンの設置環境によっては安全な作業台などが必要です。

※4 当社実測値。エアフィルターの脱着時間：約200秒→約20秒に短縮(清掃時間は除く)。