Shenzhenshi Tumei Dianzijishu Youxiangongsiのプレスリリース
2025年12月15日|TerraMaster
家庭用からビジネス用途、開発環境まで幅広く対応するストレージソリューションを提供するTerraMasterは、本日、約2年・100名以上のエンジニアが開発に携わった最新OS「TOS 7」のパブリックベータ版を公開しました。TOS の15周年を飾る本アップデートは、NAS を“単なる保存場所”から“オールインワンのプライベートクラウド基盤”へ進化させる大規模リニューアルとなります。高速アクセス、クラウド連携、バックアップ強化など、近年需要が高まるホームサーバー/オフィスNAS市場のニーズに応える内容となっています。

2011年、TOS 1.0 が初のTerraMaster NASとともに登場した当時、機能は共有フォルダー作成やSMBの有効化、ユーザー追加といった基本操作に限られていました。しかし、この“最初の一歩”こそが後の進化を支える重要な土台となりました。
それから15年、TOSは第7世代へと進化し、一般的なNAS が ファイルサーバー/仮想環境のホスト/開発ワークステーション/オンライン共同作業プラットフォーム/高度なアクセスコントロール基盤 へ柔軟に変化できるシステムへと成長しました。
私たちが一貫して向き合ってきたテーマ。それは
「毎日何十回もアクセスされるNASは、どうあるべきか」。
TOS 7 は、その問いへの最新の回答です。Linux 6.12 を採用した新カーネルと刷新されたUIデザインにより、インターフェースを全面的に再構築。
アイコンの約90%を再デザインし、1,000カ所以上の操作性を改善。直感的で迷わない操作体験を実現します。

多用途ホストとして進化し、NASの可能性を一気に拡張
TOS 7 では、初となる フル root 権限の開放 と Ubuntu公式リポジトリの統合 を実現。開発者は apt によって Nginx・Node.js・Python 環境・データベース・コンパイラなどをそのまま導入でき、NAS を 常時SSHアクセス可能な本格Linuxサーバー として活用できます。追加のハックや外部プラグインは一切不要です。
さらに、内蔵の 仮想マシン管理(VMs) により、Windows/Linux/macOS(対応ハードウェア)を含む多様なOSをワンクリックでデプロイ可能。
検証環境の構築、レガシー環境の移行、アプリケーション隔離、小規模プライベートクラウドなど、幅広い用途でハードウェア性能を最大限に引き出し、NAS を 柔軟に拡張できる計算基盤 へと引き上げます。
ゼロストレスで共同作業、データは常にローカルに保護
TOS 7 では、「ダウンロード→編集→アップロード」といった従来の手間を排し、オンライン Office 機能を標準搭載。Word/Excel/PPT のリアルタイム閲覧はもちろん、複数メンバーによる共同編集にも対応しています。
作成したファイルはすべて NAS に直接保存 され、外部クラウドの利用や追加ライセンス費用は不要。変更内容は 秒単位で自動同期 されるため、チーム全体の生産性が飛躍的に向上します。
重要なデータは常に手元にあり、セキュアで効率的なワークフロー を実現します。

思い通りの検索体験を実現、数百万ファイルも“秒”でヒット
TOS 7 には、自社開発の 高速グローバルサーチエンジン を新搭載。倒立インデックス、カーネルレベルのリアルタイム監視、非同期 I/O キャッシュを組み合わせることで、数百万件規模のデータでも瞬時に検索結果を返す パフォーマンスを実現しました。
従来比(TOS 6)で 最大10倍の速度向上、検索精度は 120%アップ。ファイル名をすべて入力する必要はなく、キーワードのみで目的のデータを正確に特定できます。
これにより、日常業務や大規模データ管理における ワークフロー効率は最大60%向上 し、直感的でストレスのない検索体験を提供します。
柔軟かつ精密なアクセス制御で、データセキュリティをさらに強化
TOS 7 では、アクセス権限システムを大幅刷新し、従来の 3 種類から 13 種類のドメイン ACL ポリシー へと拡張。ユーザー単位・グループ単位で細かな制御が可能となり、「部署ごとの読み書き制限」「削除禁止」など、高度なカスタムルールを柔軟に設定 できます。設定プロセスも最適化され、TOS 6 と比較して 最大99.6% の時間短縮 を実現。複雑なアクセス権付与も数秒で完了し、企業利用でも求められる
“高いセキュリティ” と “運用のしやすさ” の両立 を実現します。

“細部までついに整った”と実感できる数々のアップデート。
TOS 7 では、日々の運用で頻繁に発生する“ちょっとした不便”を徹底的に見直し、より直感的で快適なユーザー体験を実現しました。
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ISO スマートマウント機能:ISO ファイルをダブルクリックするだけで即マウント。システム導入や仮想化環境のセットアップを大幅に短縮。
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統合リサイクル管理:複数の共有フォルダーを一括で管理し、誤削除ファイルも瞬時に復元可能。運用効率が飛躍的に向上。
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ポート単位の帯域制御:アプリやデバイスごとに転送速度を細かく設定でき、特定アプリによる帯域独占を未然に防止。
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メッセージセンター刷新:モジュール別購読に対応し、40 種以上の通知を種類ごとに最適化。問題発生時はワンクリックで原因箇所へ遷移でき、障害対応がよりスマートに。
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ファイル/デスクトップ UI 最適化:「マイファイル」「デスクトップ」を新設し、リモートマウントやグラフィカル操作に対応。タブ表示+分割ビューで複数ディレクトリ作業もストレスゼロ。
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アプリケーション領域強化:アプリセンターに 10 の新カテゴリを追加。Docker アプリはワンクリックで導入でき、ログ監視もリアルタイムで追跡可能。TNAS.online の分散ネットワークにより、国内外どこからでも高速アクセスを確保。
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モバイル連携の強化:TNAS モバイルアプリと深度統合し、外出先でも NAS の状態確認・操作がスムーズ。
これらすべての機能は、追加費用なしで利用可能です。
TOS 7 に対応する TerraMaster 製品であれば、ユーザー数の制限や機能のグレード分けといった“隠れた制約”は一切ありません。
すべてのユーザーが、すべての機能を、無条件で利用できる——。
それが TerraMaster が掲げる「オープンで公平な NAS 体験」です。
1 台のデバイスに搭載された性能と柔軟性を、最大限まで引き出せる環境を提供します。
15年間、TOS は「単なるストレージ管理ツール」から、個人も企業も活用できるオールインワンプラットフォームへと進化してきました。
TOS を開いた瞬間、その存在は“デバイス”ではなく、あなたの大切な情報を守るデジタルフォートレスであることに気づくはずです。
今回、世界中の TNAS ユーザーの皆さまに向けて、TOS 7 パブリックベータへの参加を正式にご案内いたします。テスト、フィードバック、改善を通じ、共に15周年の節目を次のステージへ押し上げてください。
すでに TerraMaster 製品をご利用の方は、TOS 6 の最新バージョンをインストールすることで、TOS 7 のパブリックベータに参加いただけます。詳細は公式サイトにてご確認ください。
15年間のご支援に心より御礼申し上げます。
そして、TOS 7 は次の飛躍に向けて、すでに力強く動き始めています。
TOS 7 Introduction:https://www.terra-master.com/zh-cn/pages/tos7
Official forum:https://forum.terra-master.com/
Reddit community:https://www.reddit.com/r/TerraMaster/

