全国850自治体の「SpeeCAN RAIDEN」と連携。AIクマ検知『クマミるAI』が既存インフラ活用で「住民への一斉配信」を開始

〜 導入済みの自治体なら、新たな大規模開発なしで「AIによる早期発見」×「確実な情報伝達」網を即座に構築可能 〜

株式会社アイムービックのプレスリリース

〜 導入済みの自治体なら、新たな大規模開発なしで「AIによる早期発見」×「確実な情報伝達」網を即座に構築可能 〜

「人とテクノロジーで地域の変化のチカラとなる」をミッションに掲げる株式会社アイムービック(本社:愛媛県松山市、代表取締役:森本 健一郎)は、株式会社Core-Support(本社:鹿児島県大島郡、代表取締役:中本 哲也)と共同で展開するクマ対策ソリューション『クマミるAI』と、株式会社アルカディア(本社:大阪府箕面市、代表取締役社長 : 天白 成一)が提供する防災情報配信システム『SpeeCAN RAIDEN(スピーキャン・ライデン)』とのシステム連携を開始いたしました。

『SpeeCAN RAIDEN』は全国850以上の自治体で採用されている信頼性の高い情報配信基盤です。本連携により、同システムを利用中の自治体様は、既存の配信設備をそのまま活用することで、新たな大規模システム開発を行うことなく、即座に「クマ対策のDX」を実現可能になります。

電源不要のソーラーカメラが検知したクマの侵入情報を、メール・LINE・防災行政無線などで住民へスムーズに伝達し、人的被害防止に不可欠な「逃げるための時間」を創出します。


◾️ 背景と課題:市街地へ拡大する被害と「情報のタイムラグ」

昨今、クマの出没エリアは山間部から市街地へと拡大しており、人的被害は過去最多のペースで増加しています。しかし、従来の人手による対策では、目撃通報から現場確認、住民への周知までに大きな「タイムラグ」が発生し、「防災無線が流れる頃にはクマは移動している」といった課題がありました。また、24時間365日の監視体制を人の目だけで維持することは限界を迎えています。


◾️ 本連携で実現すること

本連携により、従来より提供していた検知情報の通知機能が大幅に拡張されます。『検知 → 行政内共有』に加え、その先の『住民への一斉配信』までをシームレスに接続することで、地域全体の安全対策をより迅速かつ確実なものへと進化させます。

1. 既存インフラ活用で、迅速・低コストに導入

最大のメリットは、すでに多くの自治体で稼働している『SpeeCAN RAIDEN』をそのまま活用できる点です。 新たに大規模な配信システムを構築する必要がないため、導入コストを大幅に抑えられるだけでなく、契約・連携設定のみで即座に「AIによる自動検知ネットワーク」を地域に実装できます。

「来春の出没時期に間に合わせたい」という緊急のニーズにも迅速に対応可能です。

※連携オプション費用については要問い合わせ

2. メッセージ作成をAIがアシストし、初動を劇的に短縮

カメラがクマを検知すると、位置情報や日時データを元に、AIが住民通知用のメッセージ文案(ドラフト)を自動生成します。担当者は『クマミるAI』の管理画面から内容を確認・承認するだけで、『SpeeCAN RAIDEN』を通じてメール、LINE、防災行政無線、電話(音声合成)など、住民が利用する多様な媒体へ一斉配信が可能になります。

緊急時の入力の手間を省き、避難誘導までの時間を最小化します。

3. 「人の目」による最終確認で、誤報リスクを抑制

すべてをAI任せにするのではなく、担当者がカメラ映像でクマであることを確認してから配信ボタンを押す「半自動化」フローを採用しました。

これにより、イノシシ等の誤検知による住民のパニック(空振り)を防止しつつ、ヒューマンエラーのない確実な情報伝達をサポートします。


『クマミるAI』での映像検知から『SpeeCAN RAIDEN』による住民配信までのフロー

  1. 『クマミるAI』カメラで検知後、Webダッシュボードからクマ出没情報を確認

2. Webダッシュボードから各種情報を選択し、配信メッセージを生成

3. 配信ボタンを選択し、住民へ避難情報を即時発信(様々な媒体で一斉配信が可能)


◾️ 製品紹介

『クマミるAI』について

中山間地域等の電源・ネット回線がない場所でも設置可能な「遠隔監視ソーラーカメラ」と「AI検知」を組み合わせたAIクマ検知システムです。

電源・回線工事不要

ソーラーパネルとSIM内蔵カメラで、設置したその日から監視を開始。

リアルタイム通知

AIがクマを検知し、最短3分程度でLINEで通知。

傾向分析・予防

出没データを蓄積・分析し、人とクマの生活圏を分ける「ゾーニング(緩衝地帯管理)」などの予防策立案を支援します。

製品ページ

https://www.eyemovic.com/solution/kumamiru/

『SpeeCAN RAIDEN』について

音声合成ソフトウェアSpeeCAN(スピーキャン)を音声合成エンジンに搭載した一斉同報のインターネット・サービスです。
インターネット・ブラウザから文字を入力するだけで、電子メールの配信、合成音声による電話の自動発信、FAXの自動送信、SNSへの配信を一元的に行うことができます。
また、気象警報やJ-ALERTからの信号と連携することも可能です。
さらにメールや電話だけでなく、防災行政無線や緊急速報メールなどに自動配信する機能もご提供しています。

製品ページ

https://www.arcadia.co.jp/products/speecan_raiden


◾️ 導入・お問い合わせ

現在、来春の本格稼働に向けた「先行導入プロジェクト(限定20台)」の募集を継続しております。
※本プランは、導入の緊急性を考慮し、選考の上で決定させていただきます。

お問い合わせフォーム

https://docs.google.com/forms/d/1GKLWqbubSUpXkVMh6Z3cVIqs-rjRNdHRL1lOgZrbTtE/edit


◾️ 各社概要

株式会社アイムービック(英語表記:eyemovic inc.)

AWSを活用したシステム開発を得意とするITパートナー。『クマミるAI』ではソリューション全体の設計およびソフトウェア開発を担当。

代表者

代表取締役 森本 健一郎

所在地

愛媛県松山市三番町6丁目3−4 松山パルビル 5F

会社HP

https://www.eyemovic.com/

株式会社Core-Support

農業・畜産の現場ニーズに特化したハードウェア開発企業。『クマミるAI』の中核となるソーラーカメラおよび通信インフラ技術を提供。

代表者

代表取締役 中本 哲也

所在地

鹿児島県大島郡伊仙町伊仙3578-1

URL

https://core-support.biz/

株式会社アルカディア(英語表記:Arcadia, Inc.)

自社開発の音声合成エンジンを搭載した防災情報配信システム『SpeeCAN RAIDEN』等を提供。自治体や企業の危機管理を支援するITソリューションを展開。

代表者

代表取締役社長 天白 成一

所在地

大阪府箕面市桜井1丁目10番28号

URL

https://www.arcadia.co.jp/


本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社アイムービック 製品担当:kumamiru-cs@eyemovic.com

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