世界初!音色を個人性適用する新フラッグシップワイヤレスイヤホン「TONALITE トナリテ」 GREEN FUNDINGでクラウドファンディング開始

本日2025年11月19日(水)18:00スタート

株式会社finalのプレスリリース

本日2025年11月19日(水)18:00スタート

国内オーディオメーカー株式会社final(代表:細尾 満、本社:神奈川県川崎市)は、世界初*身体形状をスキャンして音色を個人性適用するワイヤレスイヤホン「TONALITE」(トナリテ)のクラウドファンディングを、「GREEN FUNDING」にて本日2025年11月19日(水)18:00より開始いたします。

<世界初*音色を個人性適用する「TONALITE トナリテ」>

人間の身体形状──頭の大きさ、耳の形状、肩の厚み──は、耳に届く音を変化させます。その身体形状は人によって大きく異なります。しかし、イヤホンは身体形状の影響を加味せず音を届けてしまうため、人によって音を聴いたときの印象が異なってしまいます。TONALITEはその「身体の個性」を測定、音色を個人性適用する世界初*のイヤホンです。

*…2025年10月31日時点、弊社調べ。国内外主要ブランド製TWSを対象に「音色の個人性適用」を主目的とする製品の有無を調査した結果

<音色とは>

オーディオコンテンツを楽しむうえで、空間印象にくらべて音色の自然さの方が重要であることは、数多くの研究で明らかになっています。

一例をあげれば、以下のグラフは、VR(Virtual Reality)コンテンツの再生実験中の音に関する発言を分類し、その数を示したものです。空間の再現性が重要と思われがちなVRコンテンツでも、音色(Timbre)が最も優勢で、空間感覚(Sense of space)が2番目であることがわかります。[1]

「VR再生実験中に誘発された言語的説明文の数[1]」引用文献: [1] F. Rumsey, “Perceptual evaluation – Listening strategies, methods, and VR,” J. Audio Eng. Soc., Vol. 66, No. 4 (2018).

<final独自のシミュレーション技術「DTAS*」>

専用アプリで身体形状をスマートフォンのカメラでスキャン。クラウド上にあなたの3Dモデル「アコースティックアバター ™️」を生成します。 この「アコースティックアバター ™️」をバーチャル音空間に投入し、外耳や頭、胴体が引き起こす音の反射や回折をシミュレーション。身体形状が音に与える影響を計算します。この計算結果により、音色の個人性適用に必要な物理量を算出します。

音波の物理シミュレーションだけでは、その音を聞いた人間が実際にどのように知覚しているかまでは分かりません。そこで、finalは独自の聴覚モデルを開発しました。ヒトが鼓膜に到来する音波の物理情報から、音によるさまざまな情報や印象を知覚するプロセスを、数理的に記述するものが聴覚モデルです。この聴覚モデルでは、身体形状の到来音波への影響に関する物理量から得られた情報から、音色に関連したパラメーターを得るための数理モデルを構築しています。これにより「あなただけの自然な音色」を実現します。

イヤホンは個人の身体形状による音への影響を考慮せずに音を届けてしまうため、「自然な音色」の実現が原理的に困難です。DTASは数理的な処理に基づき、イヤホンに身体形状の影響を加味することで、あなただけの「自然な音色」を実現します。この「自然な音色」が実現すると、何度も聴いてきた楽曲でも、これまで気がつかなかった繊細な音や抑揚が感じられるようになり、 得られる音のイメージがまるで変わります。そのため、「この楽曲ではどんな風に聴こえるだろう?」と、興味が次々と湧いてきます。

DTASが導き出す結果は、いわば真っ白なキャンバスです。そこに描かれる色(音色)は、白い背景によって鮮明に際立ち、精細なタッチまでが見えるようになります。もしこのキャンバス自体が濁っていたら、描かれた線(音)は見えにくくなってしまいます。

*…「DTAS(Digital Twin Audio Simulation)」は株式会社finalの商標又は登録商標です。

<TONALITEアプリで全てが完結>

専用アプリでは、身体形状のスキャン及び解析、DTASプロファイルの生成、イヤホンへの適用までを一連で実施することが可能です。一度設定が完了すると、アプリ内でデフォルトサウンドである「DTAS General」と個人性適用したサウンドの「DTAS Personalized」を切り替えることが可能です。

また、アプリ内では、ノイズキャンセリングとアンビエントとの切替や、より細かくボリュームの調整ができる「ボリュームステップ最適化」、10バンドイコライザーや充電残量の確認など、便利な機能が沢山あります。

<TONALITEのハードウェア技術>

・DTASを支える鍵となる技術ー超低歪トランスデューサー f-Core for DTAS

DTASの精度を支えるのが、finalが新たに設計した高精度ドライバー「f-CORE for DTAS」です。DTAS Personalizedの音を正確に再現するには、計算結果をイヤホンのドライバーユニットの出力に0.1dBレベルで正確に反映させる必要があります。この精度を実現するために、通常は接着される振動板とエッジをインジェクション成形で一体化。コイルの引出しも空中配線を採用するなど、接着剤を削減することで高い精度を実現しています。また有線イヤホンのフラッグシップモデル、A10000の開発で得られた歪み低減技術も投入。これにより、歪み率は劇的に低減し、音の再現性が高まっています。finalではダイナミック型ドライバーユニットを設計から製造まで自社で行っており、素材加工から製造機器の設計、治具開発まで含め最先端のアプローチを取り入れられる点が強みになっています。

・トリプルハイブリッド・ノイズキャンセリング搭載

TONALITEの筐体は、音響空間の密閉性を高めるために入れ子構造を採用しています。また、インナーベント機構によって、筐体内部の空気圧の最適化と密閉性を両立しています。これらの物理遮音性に、フィードフォワード方式とフィードバック方式を組み合わせることによる、トリプルハイブリッド方式を採用しています。物理的な遮音性をベースに、SONY製ANC専用チップセットCXD3784とInfineon社製高性能MEMSマイクを使用し、final独自のアルゴリズムによって、圧迫感のない静寂を実現します。さらに、ノイズキャンセリングはアプリ内の設定で「音質優先」と「ANC優先」が選択可能です。「音質優先」モードにすれば、音質に全く影響を与えることなく、静寂な環境で音楽を楽しむことができます。

・静かな環境で「使える」アンビエントモード

一般的にイヤホンのアンビエントモードを図書館のような静かな環境で使用すると、キーボード音や足音が気になり使いにくいという声がありました。TONALITEでは現在市場で入手可能なMEMSマイクの中で最高品質と言えるInfineon社製のMEMSマイクを採用。独自のアルゴリズムにより特定の音の強調を抑え、静かな環境でも「使える」アンビエントモードとなっています。

・装着感

バッテリーや基板を筐体の外側に配置し、耳への挿入部分を小さくすることで、小耳の方でも快適な装着性を実現。イヤーピースにはシリコンの柔軟性とフォームの遮音性を兼ね備えたFUSION-Gを使用。しっかりと密閉と遮音をしながらも圧迫感が少ないため、長時間の使用でも快適です。またイヤーピースに加えて、アジャストリングを含めた複数のポイントでイヤホンを保持するため、安定した装着を実現しています。

TONALITEは、人が本来、自分の身体で聴いていた音色を取り戻すためのイヤホンです。

平均ではなく個人へ。 画一的な設計ではなく最適化へ。これからのリスニングは、あなたの身体に合わせた音色が基準になります。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクト公開後、本製品をいち早くお試しいただく機会としまして、2025年11月24日(月・祝)10:00〜18:00に、final本社(神奈川県川崎市)にて体験試聴会を開催いたします。詳細は下記をご覧くださいませ。皆様のご参加をお待ちしております。

【プロジェクト概要】

◎プロジェクト名

世界初!音色を個人性適用するイヤホン 「TONALITE トナリテ」あなたの身体が あなたの音になる

◎クラウドファンディング開始

2025年11月19日(水)18:00

◎プロジェクトページ

https://greenfunding.jp/final/projects/9005

◎リターン一例<通常価格 税込39,800円>

・Super Early Bird(21%OFF):税込 31,442円

【TONALITE トナリテ】

◎スペック

  • 通信方式:Bluetooth® 6.0

  • 対応コーデック:SBC, AAC, LDAC

  • ドライバー:ダイナミックドライバー「f-CORE for DTAS」

  • 連続音楽再生時間:イヤホン本体:最大9時間(DTAS General音質優先)、最大7時間(DTAS Personalized音質優先) 、最大5.5時間(DTAS General ノイズキャンセル優先)/ ケース込み:最大27時間

  • 充電時間:イヤホン本体:約1.5時間 / 充電ケース:約2.5時間

  • バッテリー容量:イヤホン本体:100mAh / 充電ケース:700mA

  • 防水性能:IPX4

◎同梱品

トリプルハイブリッド構造イヤーピース「FUSION-G」4サイズ(S/M/L/LL)、アジャストリング、DTASキット、交換用ダストフィルター

【TONALITE体験試聴会 in 川崎】

プロジェクト公開後、本製品をいち早くお試しいただく機会としまして、final本社にて体験試聴会を開催いたします。アプリを使用した音色の個人性適用を体験されたい方は、事前予約制の「TONALITE DTAS Personalized体験」の予約フォームよりお申し込みください。

また、個人性適応を行なう前の「Generalモード」のご試聴は、開催期間中は予約不要でご自由にお楽しみいただけます。ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

◎開催日

2025年11月24日(月・祝)10:00〜18:00

◎場所

〒212-0012

神奈川県川崎市幸区中幸町4丁目44-1 final本社5F

本社の正面玄関から入り、突き当り左側にあるエレベーターで5Fホールまでお越しください。

◎TONALITE「DTAS Personalized」体験 <事前予約>

専用アプリを使用して、身体形状のスキャン及び解析、DTASプロファイルの生成、イヤホンへの適用までの一連の流れを実際に体験していただけます。体験後はぜひ試聴をお楽しみください。1枠8名(所要時間:1時間)で、事前予約制となっておりますので、参加を希望される方は下記の予約フォームよりお申し込みをお願いいたします。

<予約フォーム> ※先着順

https://airrsv.net/final-SHOP/calendar?schdlId=s0000C0A58

また、個人性適応を行なう前の「Generalモード」のご試聴は、予約不要で自由にしていただけます。専用アプリを使用しての一連の個人性適応の体験は「DTAS Personalized体験」枠のみ可能となっておりますので、あらかじめご了承くださいませ。

なお、体験試聴会は、大阪・梅田と東京・渋谷でも順次開催予定です。詳細は後日改めてお知らせいたします。

株式会社final

株式会社final

finalは神奈川県川崎市に本社を置く日本のイヤホン、ヘッドホン専門ブランドです。
再生音のクオリティは音楽体験に大きな影響を与えると考え、世界でもトップクラスと評価の高いハイエンドの平面磁界型ヘッドホンから手の届きやすいエントリークラスのイヤホンまで、価格に関わらず音楽から高揚感を得られるような音質設計を行なっています。

公式HP:https://final-inc.com/
X:https://x.com/final_audio
Instagram:https://www.instagram.com/final_audio/
YouTube:https://www.youtube.com/@final_LIVE


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