ハイレゾがNVIDIA B200搭載の新サービス「GPUSOROBAN 計算クラスター B200」を正式リリース

ポイント制導入 GPU1分・1枚単位の課金でクラスター構成環境を提供

株式会社ハイレゾのプレスリリース

ポイント制導入 GPU1分・1枚単位の課金でクラスター構成環境を提供

GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾ(本社:東京都新宿区、代表取締役:志倉喜幸、以下当社)は、10月7日に「NVIDIA B200搭載マルチノード型ハイエンドGPUクラスタ」として発表していたサービスにつきまして、NVIDIA B200クラスター構成の環境をGPU1枚・1分単位の課金で提供し、新たにポイント制を導入した「GPUSOROBAN 計算クラスター B200」として、本日付で正式リリースしましたことをお知らせいたします。

サービスサイト:https://soroban.highreso.jp/multinode-cluster

(参考)2025年10月7日プレスリリース:ハイレゾ、2つの次世代GPUクラウドサービスを発表

「GPUSOROBAN 計算クラスター B200」は、NVIDIA B200を搭載した高性能クラスターをポイント制で手軽に利用できるクラウドサービスです。GPUを1枚・1分単位の課金で提供することでコストを最小限に抑えられます。面倒なクラスター構築は不要で、すぐに計算環境を整え、研究や開発に集中できるシンプルなソリューションを提供します。

GPUSOROBAN 計算クラスター B200の特徴

1)新ポイント制「共有プラン」と従来型の「専有プラン」の双方に対応

料金プランとして「共有プラン」と「専有プラン」の2種類を用意。「共用プラン」にはポイント制を導入し、GPUを1枚・1分単位で利用できます。必要な時間だけ、必要なリソースを柔軟に活用できるため、コストを最小限に抑えます。一方「専有プラン」はクラスター全体を専有して利用するため、長期運用や安定したパフォーマンスを重視するお客様に最適です。

2)ジョブ実行時間に応じた課金でコストを最小限に

ジョブ実行時間に応じた課金により、コストを最小限に抑えることができます。GPUは1枚単位で指定可能なため、小規模な検証から大規模なマルチノード学習まで、ニーズに合わせて柔軟にスケールアップ・スケールダウンが可能です。

※1pt=税抜き1円(税込み1.1円)、初回最低購入ポイント数;10万pt(先払い)

※データ転送料・CPU利用料も発生しません。


3)前世代H100の3倍高速のNVIDIA B200

NVIDIA B200は、前世代のH100と比較して圧倒的な性能を誇ります。学習速度は3倍、GPU間通信も3倍に高速化され、さらにGPUメモリ容量は2倍以上に向上。加えて、ノード間のネットワークにはEthernetを上回る高速なInfiniBandを採用し、次世代の計算負荷にも対応します。


4)構築済みのクラスターをすぐに利用開始できる

ジョブスケジューラのSlurm、Singularityコンテナ、Lustreファイルシステム、MPIなど、あらかじめ構築したクラスター環境をすぐに使える状態でご利用いただけます。


5)専門エンジニアによる技術サポート

専門エンジニアが導入時の支援から運用開始まで、専門エンジニアが対応します。スムーズな立ち上げと迅速なトラブル対応により、研究開発に安心して専念できる環境を提供します。

(サービスイメージ図)

料金プラン(共有プラン/専有プラン)

項目

共有プラン

専有プラン

特徴

GPUを1枚・1分単位で利用

GPUを1枚・1分単位で利用

購入形態

ポイント購入(1pt=1円)

初回の最低購入ポイント数

100,000pt(=100,000円)

GPU料金

20pt[1枚・分](=20円)ジョブ実行中のみポイント消費

お問い合わせ(ノード・月単位の課金)

ストレージ料金

700pt[1TB・日] (=700円)ストレージ容量でポイント消費

お問い合わせ

ポイント有効期間

ポイント購入から1年間
(翌年度に繰り越し可能)

支払い方法

請求書払い

請求書払い

※1pt=税抜き1円(税込み1.1円)。ポイントは先払いになります。

※データ転送料・CPU利用料も発生しません。

スペック

クラスターのGPU数

最大GPU数:160枚(最大ノード数:20台)

GPU/ノード

NVIDIA B200 SXM x 8枚

GPUメモリ/ノード

総計1440GB(180GB x 8枚)

vCPU/ノード

224コア (Intel Xeon 8570)

システムメモリ/ノード

4TB

GPUメモリ帯域幅/ノード

総計62TB/s(7.7TB/s x 8)

GPU間通信/ノード

総計14.4TB/s(1.8TB/s x 8)

ノード間通信/ノード

InfiniBand 3200Gbps(400Gbps x 8)

ストレージ

DDN ES400NVX2(Lustre)

演算性能/ノード FP64*

269 TFLOPS

演算性能/ノード BF16*

36 PFLOPS

演算性能/ノード FP8*

72 PFLOPS

演算性能/ノード FP4*

144 PFLOPS

*演算性能:Tensorコア、疎性あり

ソフトウェア

OS

Ubuntu 24.04

ジョブスケジューラ

Slurm

コンテナ

Singularity Pro 4.3

Lustreファイルシステム

2.14.0-ddn188-1

CUDA

12.1.1 12.2.2 12.3.2 12.4.1 12.5.1 12.6.3 12.8.1 12.9.1 13.0.1

MPI

Intel MPI 2025.2.1 NVIDIA HPC-X 2.20 Open MPI 4.1.7 

ライブラリ

cuDNN 9.10.2 / 9.13.0 NCCL 2.28.3  gdrcopy 2.5.1 UCX 1.17 Intel MKL 2025.1

Intel oneAPI

2025.2.1

GCC

11 12 13

Python

3.12.3

その他言語

Ruby 3.2.3 R 4.3.3 Java 21.0.7 Scala 2.13.16 Perl 5.39.2 Go 1.22.2 Julia 1.11.6

ユーティリティ

aws-cli s3fs-fuse Rclone miniforge 25.3.0-3

GPUSOROBANについて

「GPUSOROBAN」は、画像生成AIやLLM(大規模言語モデル)等の膨大な計算処理を高速化するGPUクラウドサービスです。データセンターの建設コストや運転コストを抑えることで、NVIDIA の高性能なGPUサーバーを低コストで提供しています。GPUSOROBANは累計2,000件を超える利用実績があり、IT業界から製造業、建設業、大学研究機関まで幅広く利用されています。


株式会社ハイレゾについて

ハイレゾは、2019年より石川県志賀町にてGPUデータセンターを運営し、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。

2024年には香川県に中四国地方初となる「AI開発用GPU専用データセンター」を高松市に開設。2025年8月には、佐賀県玄海町の廃校を利活用したGPUデータセンターを新規開設。2026年には中四国地方2拠点目となるGPUデータセンターを香川県綾川町に開設予定。これらの地方拠点を通じて、地方創生と生成AIの発展を推進しています。

2022年6月 NVIDIA「Best CSP Partner of the Year」受賞

2024年4月 経済産業省による「クラウドプログラム」供給確保計画に認定


会社概要

会社名  株式会社ハイレゾ

本店   佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1

東京本社 東京都新宿区市谷田町3-24-1

代表者  代表取締役 志倉 喜幸

事業内容 GPU専用データセンターの運営、GPUクラウドサービスGPUSOROBANの提供

コーポレートサイト:https://highreso.jp/

GPUSOROBAN: https://soroban.highreso.jp/

サービスに関するお問い合わせ先:ln-gpu-sales@highreso.co.jp

リリースに関するお問い合わせ先:press@highreso.co.jp

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