パナソニックグループのプレスリリース

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 イメージングソリューション事業部(以下、パナソニック)は、2025年12月3日(水)から12月5日(金)までパシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展2025」に出展します。パナソニックブースでは、人間の眼では把握が困難な光の波長情報を捉え、被写体の詳細な色情報から素材や状態を判別できるハイパースペクトルカメラ「AG-HSV10M」(2026年1月下旬発売予定)を初出展します。
パナソニックブースでは、独自の圧縮センシング技術と画像処理技術により、感度と解像度を両立できないという従来のハイパースペクトルカメラの課題を克服し、室内照明下(※1)でも最大4Kの解像度撮影を実現したハイパースペクトルカメラの新製品「AG-HSV10M」の展示を中心に、本製品を使用したハイパースペクトル画像撮影デモやタッチ&トライを実施。さらに、独自のAI画像検査ソフトによる自動判別デモや、可視光領域におけるハイパースペクトルカメラの技術を赤外光領域(短波赤外)へ応用した『赤外ハイパースペクトルカメラ』の実演デモも行います。

【展示会名称】国際画像機器展2025
【会期】2025年12月3日(水)~12月5日(金)10:00~17:00
【会場】パシフィコ横浜 パナソニックブース:D7
▼「国際画像機器展2025」ウェブサイトおよび来場のご案内(入場無料の登録制。会期当日も登録できます。)
https://www.adcom-media.co.jp/ite/
~パナソニックブースの展示概要と見どころ~
1. ハイパースペクトルカメラ「AG-HSV10M」のハイパースペクトル画像撮影デモやタッチ&トライ
2026年1月下旬発売予定のハイパースペクトルカメラ新製品「AG-HSV10M」の特長をご紹介します。また、世界最高クラスの高感度(※2)と最大4Kの高解像度のハイパースペクトル画像の撮影を実演します。
本製品はパナソニックのデジタルカメラ「LUMIX」シリーズのテクノロジーを融合し、マイクロフォーサーズマウントを備えたボックスタイプの本体に、オートフォーカスやオート露光といった機能を搭載しています。対象物を動かせない場合でも、カメラを持ち運び、自動で被写体にピントと露出を合わせることができる操作性を、タッチ&トライで試していただけます。
2. 独自のAI画像検査ソフト(試作)による自動判別処理のデモ
ファクトリーオートメーションにおける検査工程を想定したデモを行います。ハイパースペクトル画像を撮影し、AI学習を通じて自動判別を行う、より実用性の高いソリューションを提案します。工場での傷んでいる材料や異物混入の検出・排除、調理状態の評価、塗装不良や汚れの検出などへの活用が期待されます。
3. 短波赤外(SWIR)ハイパースペクトルカメラ試作機による撮影デモ
可視光領域におけるハイパースペクトルカメラの技術を赤外光領域(短波赤外)に応用した『赤外ハイパースペクトルカメラ』の試作機による実演デモをご覧いただけます。目視やRGBカメラでは判別が困難な透明な物質の識別や、温度の推定が可能になります。
4. サンプル持ち込み・撮影コーナー
来場者に持参いただいた対象物のハイパースペクトル画像の撮影や、独自のAI画像検査ソフトによる自動判別ソフトの操作を体験いただけます。
*詳細は下記までお問い合わせください(予約優先)
※1 約550ルクス
※2 2025年10月時点、パナソニック調べ。撮影シーンの光をイメージセンサに取り込む効率で測定。
【お問い合わせ先】
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社
イメージングソリューション事業部
Email:panasonic_hyper_s_c@ml.jp.panasonic.com
<関連情報>
・ハイパースペクトルカメラ「AG-HSV10M」製品ウェブサイト
https://www.panasonic.com/jp/peac/business/hscamera.html
・[プレスリリース]可視光領域ハイパースペクトルカメラAG-HSV10M発売(2025年11月12日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn251112-4
・[プレスリリース]世界最高感度のハイパースペクトルイメージング技術を開発(2023年1月26日)

