人間主導型AI協調翻訳システムとその制御方法を開発

— 翻訳の精度と人間の意思確認を組み合わせ、次世代コミュニケーションを実現 —

株式会社45.rのプレスリリース

— 翻訳の精度と人間の意思確認を組み合わせ、次世代コミュニケーションを実現 —

図1:人間主導型AI協調翻訳システムのコンセプトビジュアル
(AIが「聞く力」を支え、人が「伝える力」を補完するHeara Speakエンジン)

株式会社45.r(本社:東京都世田谷区、代表取締役 山田雅彦)は、AI翻訳イヤホン「Heara Air」に将来的に追加予定の新エンジンとして、人間主導型AI協調翻訳システムおよびその制御方法を取り入れた「Heara Speak」エンジンを発表しました。

本エンジンは、2025年10月24日に出願した特許技術「協調翻訳システムおよびその制御方法」に基づくものであり、AIが自動で翻訳を行う従来システムの課題であった“文脈や意図の誤認識による誤訳”や、“ユーザーによる翻訳結果の確認手段の欠如”を解決します。

本システムは、ユーザーがAIの翻訳結果を確認・修正できる「助言シート」機構と、音声活動検出(VAD)および言語識別(LID)に基づく自動翻訳モード切替制御を組み合わせた革新的な技術です。

主な特徴

1.ユーザー確認機構

AIが翻訳結果を提示する前に、助言シートとしてユーザーに「この表現で伝わりますか?」と確認を促します。ユーザーが「YES」を選択した場合のみ翻訳が確定され、「NO」を選択した場合は再解析が実行されるため、誤訳のリスクを大幅に軽減します。

2.AI+人間の協調学習

ユーザーの「YES/NO」応答や翻訳ログを蓄積し、これを学習データとしてAIモデルにフィードバックします。ユーザーごとの言語傾向や翻訳意図を反映し、使えば使うほど精度が向上する仕組みです。

3.状況認識によるモード自動切替

音声活動検出(VAD)および言語識別(LID)の解析結果に基づき、会話翻訳モード、メディア翻訳モード、手動翻訳モードの3つを自動的に切り替えます。これにより、ユーザーがモード操作を意識せずとも、最適な翻訳体験を実現します。

図2:AIが“伝える力”をサポートするHeara Speakエンジンの世界観

このシステムは、旅行・教育・医療・接客・オンラインコミュニケーションなど、幅広いシーンで活用が可能です。さらに、地方自治体や建設・製造・農業など外国人労働者が多く従事する地域産業においても、言語の壁を越えた円滑なコミュニケーションを支援し、多文化共生社会の実現に寄与します。

株式会社45.rは、今後、この技術をイヤホン・スマートフォンアプリ・クラウドサービス等の形態で発展させるため、クラウドファンディングを実施します。

図3:Heara Air(ハード)とHeara Speak(ソフトエンジン)の連携構成

クラウドファンディング概要

項目内容

プラットフォーム:CAMPFIRE

公開日時:2025年11月8日(土)午前10:00

リターン:AI翻訳イヤホン「Heara Air」

早期特典価格:17,400円(税込・送料無料)〜

プロジェクトURL:https://heara.45dr.tokyo/cf/

支援期間:2025年11月8日(土)〜11月30日(日)(予定)

本件に関するお問い合わせ先

株式会社45.r 広報部

E-mail:info@45.r.tokyo

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